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医療業界/製薬業界の基礎知識

日本製薬工業協会の調べによると世界の医薬品市場は1995年から2005年までの10年間で約2倍にまでにまで成長しており、その始業規模は約5500億ドル(約55兆円=1ドル100円換算)と言われています。

日本は北米に次ぐ、世界第2位の市場規模であり、10兆円を超える大きな市場となっています。

医療業界市場規模

医療業界が安定している理由

医薬品や遺伝子などをはじめとする医療業界/ライフサイエンス業界は、今後も安定的に成長する分野だとい言われています。その理由としては、平均寿命は延びたものの、私たちの生活変化による起こる生活習慣病の増加や、社会の高年齢化などが挙げられます。

また、医療業界は景気に左右されない産業です。例えば、企業間取引であれば景気が悪くなり取引先の業績が悪化すると大きく会社の経営が左右されてしまいます。また、レジャー、飲食、アパレル産業などは、景気が悪くなれば消費者の財布の紐が固くなってしまいます。
しかし、私の健康状態や薬の消費量、と景気は何の関連性もありません。その為医療業界は、安定している業界と言えるのです。



競争は年々激化

2010年には、新薬の特許切れが始まると言われています。国の施策として「ジェネリック医薬品」が推進され、新薬メーカーは、特許切れ新薬により売上げ減少といった状況に陥ることが予想され、新薬開発効率の向上が大きな課題となっています。外資系企業の参入やM&Aなど、業界再編の嵐が続いている製薬業界ですが産業としてのスケールは大きく、次代のリーディング産業としてさらなる成長が期待されています。

<買収・統合例>
・2008年10月 協和発酵グループとキリングループが「協和発酵キリン」に
・2006年4月 第一三共がアステラス製薬から大衆薬子会社のゼファーマを買収
・2005年4月 山之内製薬と藤沢薬品工業が合併した新会社・アステラス製薬が発足
・2004年3月 メルク(米)が万有製薬を完全子会社化
・2003年1月 帝人(医薬医療事業グループ)と杏林製薬が、事業統合を発表
・2002年10月 味の素が、清水製薬の全株式買収を発表
・2001年12月 ロシュ(スイス)が、中外製薬の買収
・2001年9月 大正製薬と田辺製薬が、経営統合で合意
・2000年1月 日本ベーリンガーインゲルハイム(独)が、エスエス製薬の株式公開買付けを実施。

MRとIT化

近年は、MRの活動にITが積極的に導入されています。
医療機関を訪問するMR がPDA(携帯情報端末)やノート型パソコンを携帯して、医師、薬剤師などに医薬品情報を提供するのは既に当たり前になっていますが、さらにSFA(Sales ForceAutomation)としてモバイルパソコンを配布し、必要とする情報(担当している顧客の個人情報、売上情報など)を提供し、営業担当者の活動計画や行動履歴等の管理をパソコン上で可能としています。

また、医師へ対するMRの非効率なアプローチを改善するために、SonetM3社の「MR君」という医師とMRを結ぶSNSも既に必要不可欠な存在となっています。




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